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−MITI情報−

☆ ベンチャー企業育成型 地域コンソーシアム研究開発プロジェクト について
 四国管内から補正10件、平成10年度採択は継続分含め11件の採択課題が四国通商産業局から発表されました。地域において産学官が研究共同体(コンソーシアム)を組み、国公立の研究機関、大学等の技術シーズを活用して研究開発を効率的に実施し、新規産業の創出を図ることを目的に、平成9年度に創設された制度で、NEDOから研究委託費が出る。(掲載順序不同)

 (中小企業創造基盤型) 中小企業による事業化が期待できるもの

1. @プロジェクト名: 次世代エアーバッグ用ガス発生剤の製造研究
   Aリーダー: 四国工業技術研究所 海洋資源部長 北村孝雄
   B研究実施機関:増田化学工業梶A日本ヒドラジン工業梶A兜嚮ゥ製薬所、椛n造化学研究所
   C内容: 次世代エアーバッグ用ガス発生剤を大量廃棄物が副生しない製造方法で開発する。

2. @機械音の異常検知システムの開発に関する研究
   A潟Gントロピーソフトウェア研究所 代表取締役 神内教博
   B潟Gントロピーソフトウェア研究所、四国計測工業梶A香川県工技センター
   C発電プラント等における異常音の自動的検知・特定システムの開発。

3. @多積層機能材料の開発(健康シートの開発)
   A高知県立紙産業技術センター  専門研究員  林 幸男
   B潟wイワ原紙、宇治電化学工業梶A三昭紙業梶A高知県立紙産業技術センター
   C遠赤外線放射機能を有するアルミナ粒を積層した不織布や紙等機能シートの開発。

4. @HTTPプロトコルで実現する協調分散ユーザー認証システムの研究開発
   A徳島大学工学部 知能情報工学科 教授 森井昌克
   Bサイボウズ梶A(有)ナオゼンネットワークス、徳島大学、鳴門教育大学
   C安価で簡単に導入できる協調分散ユーザー認証システムの開発。

5. @医療応用を目的とした新型近赤外レーザシステムの開発
   A阿南工業高等専門学校 専攻科 教授 藤井洋郎
   B藤崎電機梶A隆祥産業梶A阿南工専、徳島大学、長岡科学技術大学
   C生体組織接合に最適の近赤外波長レーザシステムの開発。

6. @半導体プロセス排気ガスのプラズマ処理システムの開発
   A新居浜工業高等専門学校 校長 板谷良平
   Bスリーテック、愛媛ゼネラルサービス、ユースエンジニアリング、新居浜工専
   C排気有害物質を小型高効率で無害化・分離回収・再利用するシステムの開発。

7. @横断的メンテナンス技術研究開発 平成10年採択
   A香川大学工学部 教授 木村好次
  B香川大学、福井大学、愛媛大学、高知工科大学、早稲田大学、新居浜工専、四工 研、電総研、住友    化学工業梶A住友重機械工業梶A兜沒c工業、且O好鉄工所、 中道鉄工梶A吉野川電線梶A
    且l国総合研究所
  Cメンテナンス要素技術・総合化技術を統合し、高信頼性・高稼働率方式を開発。

8. @超高感度マイクロ集積化システムの研究 平成10年度採択
   A徳島大学大学院工学研究科 教授 三澤弘明
  B徳島大学、徳島大学大学院、愛媛大学、四国工業技術研究所、中道鉄鋼梶A吉野川電線梶A
    新光電装梶A鰹シ下寿電子工業、且l国総合研究所等
   C 微少量試料の、マニピュレ−ション技術、マイクロ印刷技術、分離膜、バイオセンサ等を用いた
    マイクロ分析システムを開発。

9. @高性能フラットパネルデイスプレイ技術の総合開発研究 平成9年度から継続
   A高知工科大学電子・光システム工学科 教授 平木昭夫
  B高知工科大学、大阪大学、徳島大学、高知大学、高知県工技センター、四工研、 電総研、鰹シ下寿    電子工業、高知カシオ梶Aニッポン高度紙工業梶A潟Vステック
   C人工ダイヤモンド゙の半導体を利用、薄くて軽く低電気消費、しかも鮮明で明るい長寿命の表示装置    を開発。

 (中核的産業創造型) 新規産業創造に資する研究開発課題

10. @ 微量環境物質測定デバイスの開発
   A 徳島大学大学院工学研究科 教授 伊永隆史
   B 大塚テクノ梶A西村産業(有)、徳島昭和精機梶A山下技研(有)、徳島大学
    高知大学、愛媛大学、四工研、徳島県工技センター
   C 環境物質計測用マイクロデバイスを開発し、環境物質の高感度分析を行う。

11. @使用済電気電子工業製品のエミッションレス素材分離・再生循環システムの開発  
  A愛媛大学工学部 教授 荒木孝雄
   B新和工業梶A四国溶材梶A潟イ工業、越智昇鉄工梶A吉野川電線梶A且l国総 合研究所、愛媛    大学、高知大学、四工研、愛媛県工技センター、徳島県工技センター
   C複合レーザビームによるアブレーション現象等を利用した有用物の選択的回収。

☆ 工業技術院 研究所 紹介 (各所 ニュ−ス より)

計量研究所(1998.10 VOL.46 NO.10)
 「光ポンピング方式セシウム時間・周波数標準器と国際原子時」
大阪工業技術研究所 (1998.9 VOL.42 bX)
 「高選択性メタノール分離無機膜を開発 −低温排熱有効利用への道−」
「正負イオン物質合成装置の開発と応用 −新物質合成プロセスを目指して−」
大阪工業技術研究所 (1998.10 VOL.42 10)
 「神経ペプチドの立体構造の安定化 −架橋による安定化と立体構造の推定−」
 「混合アルカリ水熱法を用いた層状岩塩型LiFeO2及びLiMnO2の新規製造法の開発」
生命工学工業技術研究所 (1998.9  VOL.6 NO.5)
 「脳科学研究の展開 −生体情報部における取り組み−」
電子技術総合研究所(1998.8 NO.583)
 「絶縁膜上での世界最小のゲート長40nmMOSFETの試作に成功−次々世代の集積回路−」
 「拡張性の高い分子構造表示ソフトウエアMOSBY」
 「超伝導と磁性の物性入門」
資源環境技術総合研究所 (1998.9 )
 「CO2を利用する省エネルギー脱水素プロセス」
 「水晶振動子を利用したガス計測」
「ダイオキシン問題の技術的対応の可能性を探る」

−四工研だより−

☆ 秋の国内学会における発表題名紹介 9月〜11月 

1.「リチウムの粒内拡散係数」
分離工学研究室 大井健太他
日本海水学会西日本支部 第4回研究発表会(10.10.9)

2.「種々の組成および構造を有するアルカリ金属マンガン酸化物のラマンスペクトル」
分離工学研究室 加納博文他
日本化学会 第75秋季年会(10.9.15)

3.「NASICON型無機イオン交換体におけるリチウム同位体分別」
分離工学研究室 槇田洋二他
第14回日本イオン交換研究発表会(10.10.2)

4.「ホウ酸−ホウ酸塩系におけるホウ素同位体分配挙動」
生物材料研究室 廣津孝弘他
第12回日本吸着学会研究発表会(10.10.30)

5.「グルカミン型樹脂におけるホウ素同位体分離係数のPH依存性」
分離工学研究室 苑田晃成他 (10.10.28)
日本イオン交換学会・日本吸着学会・日本溶媒抽出学会連合年会

6.「Mg2B2O5ウィスカの形状におよぼすフラックス組成の効果」
無機材料研究室 坂根幸治他
無機マテリアル学会第97回学術講演会(10.11.4)

7.「セルロース系材料のメカニカルポリマーアロイによる新規複合体」
生物材料研究室 遠藤貴士他
日本木材学会中国・四国支部 研究発表会(10.9.25)

8.「ポリガラクツロン酸とキトオリゴ糖からなる複合体の調整」
生物材料研究室 北川良一他
第13回 中国四国地区高分子若手研究会(10.11.6)

9.「二酸化炭素固定化クロレラとポリエチレンによる複合成形材料」
生物材料研究室 張 発饒他
日本化学会 第75秋季年会(10.9.15)

10.「紅藻オゴノリ属海藻に優先的に付着する菌相の解明」
生物機能研究室 垣田浩孝他
平成10年度日本水産学会秋季大会(10.9.24)

11.「レーザ・アーク複合熱源による軸受け合金の肉盛溶接」
表面工学研究室 内海明博他
溶接学会平成10年度秋季全国大会(10.10.8)

12.「レーザによるTIGアークの揺動制御と高速表面加工」
表面工学研究室 松田 純他
溶接学会第29回高エネルギービーム加工研究委員会(10.9.3)

13.「高エネルギービームによる材料表面の高機能化」
表面工学研究室 米田理史
第82回金属物性研究会(10.10.30)

14.「YAGレーザ吸収媒体としての高密度プラズマの形成」
表面工学研究室 大家利彦他
第1回「フォトン計測・加工技術」ワークショップ(10.10.27)

15.「超音波映像法によるコンクリートと鋼合成体の欠陥評価」
計測制御研究室 田中正人他
平成10年度電気関係学会四国支部連合大会(10.10.16)

16.「MIG溶接における溶接音の計測と異常診断」
計測制御研究室 森田孝男他
平成10年度 電気関係学会四国支部連合大会(10.10.16)

17.「微小動下における溶接アーク現象」
計測制御研究室 小川洋司
電気関係学会四国支部連合大会(10.10.16)

  −技術ニュ−ス−  

            工業系新聞記事より項目抜粋

○新技術・新研究

2005年未来技術の旅地球規模の課題を解決 新しい芽続々(日経産業98.10.1、10.20)
穀類や紙でレーザー発振 物質の光散乱構造を利用 (日刊工業98.9.11)
消えるインキ開発 古紙再利用を促進 東芝 (日刊工業98.9.28)
高分子と環状分子で被覆導線 分子ネックレスを作成 東大(日本工業98.10.21)
150μmのセルロース粒子低コスト量産にめど レンゴー (日刊工業98.9.18)
固体表面の酸素濃度フラーレンで測定 航空宇宙研 (日刊工業98.10.8)
樹木状高分子で人工金属蛋白質を作製 東大 (日本工業98.10.15)
生分解性樹脂の将来市場 現在の200倍の30万トン 業界予測 (日経産業98.9.29)
人工砂開発 耐磨耗生3倍 天然より40%安価に 京セラ (日刊工業98.10.19)
塊の発生を解消 円筒形の高速混合ジェネレーター ナノマイザー(日刊工業98.10.6)

○光触媒

光触媒含有のステンレス鋼板 塗装後加工を自由に 日本金属工業(日刊工業98.10.19)
光触媒金属を販売 金属製フイルタに酸化チタンを組合せ 日立金属(日経産業 9.30)
車の汚れ 水洗いだけでOK 光触媒コーテイング TOTO(日刊工業98.9.15)
光触媒脱臭ユニット フイルタと光源一体化 空調向け ケージーパック(日刊工業9.25)

○環境関連

バクテリアを利用 業務用生ゴミ消滅処理機 タダノ産業が発売(日刊工業98.10.23)
LCA支援サービスを事業化 料金75万円 NECグループ(日経産業98.10.13)
土壌バイオレメデイエーションの安全性評価制度 通産11月開始 日刊工業98.9.28)
FRP廃船を溶融処理 ロータリキルン炉使用 エコマネジ (日刊工業98.10.7)
タイヤ4団体 使用済みタイヤの処理 管理票制度12月から(日刊工業98.10.6)
移動用バイオトイレ拡販 し尿をおがくず利用し分解 正和電工(日本工業98.10.27)
音を音で消す  低周波騒音を抑制 TOA(日刊工業98.9.16)
CO2 の吸収固定化にセンダンが有望 九州電力 (日刊工業98.10.13)
使用済みプラ高炉原料化 福山にプラント NKK(日刊工業98.10.23)  

○無機化合物・粉体関連

割れても飛び散らない蛍光灯 樹脂皮膜をコーテイング 三菱電機(日経産業98.10.6)
非晶質のカーボン硬質膜 硬さ耐磨耗性に優れる シチズン(日刊工業98.9.10)

○材料関連

木粉と樹脂で新素材 来春にも発売 大倉工業 (日刊工業98.10.16)
100%古紙の新聞用紙 現場主義で常識破る 大王製紙 (日経産業98.10.19)
古紙を射出成形生分解性商品に 大宝工業が新技術 (日刊工業98.9.29)
濃度変ると湾曲 膨張収縮の異なる2種の素材で開発 京都工繊大(日経産業98.10.26)
塗るだけで電磁波カット イーエムシー (日刊工業98.10.9)

○バイオ・食品関連

バイオ、環境が成長 21世紀の新技術新市場を調査結果 (日経産業98.10.1)
バイオ農薬園芸作物向けに バチルス菌利用 クボタ(日本工業98.10.5)
健康酒に力こぶ イチョウ葉エキス、漢方エキス入り 酒類業界(日刊工業98.9.28)
生分解生ポリ乳酸植物資源を原料に開発 フイルム向け ユニチカ(日刊工業98.10.22)
生体のバイオミネラル鉱物 常温常圧で キチン膜上に積層 東大(日本工業98.10.5)

○機械・制御関連

人型ロボット歩みを早める 安定歩行へ姿勢制御磨く 本田技研(日経産業98.10.5)
りんごをもぐロボット 果実痛めず収穫 岩手大試作 (日経産業98.10.11)
ロボットグランプリで青少年の創造力育成 来年1月 機械学会(日本工業98.10.13)
スケッチから試作 3次元CAD設計の電子商取引 富士総業 (日経産業98.10.27)

○電子・情報関連

話し言葉がそのまま文字に ジャストシステムが一太郎9で (日刊工業98.10.23)
分子レベルの物性予測 パソコンで実現 Winマスフイック 富士通(日刊工業98.9.23)
光通信用半導体レーザー温度制御が不要に 東工大 (日刊工業98.10.20)
次世代ArFレーザー、全固体レーザー光源開発 ウシオ (日刊工業98.9.17)
開発続く青紫色半導体レーザー 日亜、ソニー、富士通(日刊工業98.9.17,10.8)
勇気ELデイスプレー フルカラーを開発 パイオニア(日刊工業98.9.29)
チラシ製作・仮想デザインルーム 安価に商品DB構築 大日本印刷(日刊工業 9.18)
内容から目的の本探す ネット上に図書館開設 ジャストシステム(日刊工業 98.10.13)
音楽に合わせアニメが踊る MIDI信号利用 上智大(日本工業98.10.16)

○分析

温泉成分そのまま濃縮 中温煮沸方式で サンキョー (日刊工業98.10.6)
ダイオキシンの分析前処理を自動化で大幅短縮 鋼管計測(日本工業98.10.27)

○海洋関連

塩害に強い新鋼材 ニッケル3%添加クロム除去により 新日本製鉄(日本工業98.9.10)
 微生物で排水中の重金属除去 好塩らん藻使用 東京農工大(日本工業98.9.24)
メガフロート実証基地 まず住重等3社に発注 来夏東京湾に完成(日刊工業98.10.6)
エネ庁新海洋産業創出へ・研究委員会設置 (日刊工業98.10.20)

○経済施策

バブルの全容解明 経企庁長官 再発防止を決意 (日刊工業98.10.21)
情報・科学に1000億円 2000年問題,環境対策も 景気対策特別枠(日刊工業98.10.22) 
熟練工の技能を科学解明 工技院 中小のモノづくり支援 (日刊工業98.9.21)

−工研会だより−


☆ 工場見学会・大学との交流会の報告 平成10年11月11日実施

本会主催の 三浦工業株式会社(松山市堀江7番地)及び愛媛大学地域交流研究センター(松山市文京町3番地)見学会が、11月11日(水)に行われ、先進的企業・大学の活動に触れ、啓発と今後の参考という見学会目的が達成されました。参加者18名。

1. 三浦工業株式会社
  大型、小型、特殊ボイラーの組立ライン、転造ネジ加工と管製造工程、ボイラー検査工程、ボイラー水質分析工程の現場見学、製品(ノンファーネス缶体、低NOx のシースルーバーナー、排熱回収蒸気ボイラー、医療用角形滅菌装置、配管腐食防止のための水中脱酸素装置、生活に適した軟水の製造装置、高粘度液移送ポンプ)の展示説明がありました。
  次いで、三浦環境科学研究所において実施されているダイオキシン類の分析の講演があり、ダイオキシン類の発生機構、発生触媒の存否、発生を減らす方法、独自に新規開発した試料採集装置、日本全国を対象に分析に取り組んでいること、が詳しく話されました。
 さらに、小型環流ボイラーの高効率化及びボイラーのメンテナンスをオンラインで行っているメンテナンスオンラインセンターが活動していることが紹介されました。

 2. 愛媛大学地域共同研究センター
平成6年に全国で30番目に設置されて以来、企業等との共同研究、受託研究、高度技術研修、客員教授講演会、技術相談、を行い大学の有する知識資源を社会に還元し地域の科学技術の振興に寄与するとともに社会のニーズの直接的把握による教育研究の一層の活性化を目指している、との概要説明がありました。共同研究には2種類があって、大学に来てする大学集約型と会社でする分担型がある。年度途中でもスタート出来るタイプと1月頃に申請・承認を得るタイプがある。また、共同研究費の会社負担の必要なタイプと必要額負担の2種類がある。共同研究は年間30件ほどある。高度技術研修は2課題で〜10人募集し3時間×6回/年、客員教授講演会は20回/年開催。
 センター施設見学では、熱サイクル試験装置(−170゜C〜+150゜C)、フローサイトメトリーシステム、顕微ー×線分析装置、レーザー共焦点顕微鏡、走査型プローブ顕微鏡、液体クロマトー質量分析装置、電気油圧サーボ疲労試験装置、高速度衝撃結合試験装置その他が共同研究に活用されていることが説明されました。

☆ 工研会講演会の報告 平成10年11月13日実施

画像解析・非破壊検査に関する講演会が11月13日に開催され、51名の参加があり、活発な質疑討論が展開された。 概要を紹介する。

 1.カメラ搭載型自律ロボットのアプリケーション
           岐阜大学 工学部   山本和彦 教授
鳩追いロボットをCCDカメラと背景差分析法とで認識し、鳩をおっぱらうロボットを試作した。認識率99%でははじめ大成功であったが、そのうちに鳩が学習し、仲間うちの鳩に教えるようになって、効果が失せた。そこで、認識率99%では学習されるので鳩が予測不可能な80%認識率でソフトを試作し、成功した。やじ馬ロボットを試作した。
 
 2.マシンビジョンの最近の話題
           中京大学 情報科学部  輿水大和 教授
 工場生産の場に画像処理技術が入った20年前からは、長足の進歩があり、本システムがなければ生産は成立しないに至った。車・交通分野、オフイス・学校、医療福祉、放送メデイア、家庭、製品の品質評価、感性評価システムに実用されている。似顔絵生成システムPICASSOによる似顔絵の生成が紹介された。
 
 3.濃淡画像照合の新展開 
           北海道大学大学院 工学研究科  金子俊一 助教授
 自然情景の構成要素の認識・理解の自動化を目指して、ロバスト性を有する実用的な画像解析手法として、濃淡画像照合のための明度符号に着目した新しい統計的照合法の研究が紹介された。感性については相対感度が保存されるという法則が成立し、「違いの数/母数」が意味がある。将来は3次元物体の濃淡画像照合に取り組む。

 4.先端材料の超音波診断
           中国工業技術研究所 生産技術部  高坪純治 室長  
 セラミックスの気孔率(気孔の容積率)の非破壊的測定法として超音波を用いる方法を紹介した。発振器から100 MHzの短パルス送信して超音波を発生させ、セラミックスに当てその伝播波形の解析から気孔5ミクロン程度が検知出来た。従来法のアルキメデス法及び顕微鏡画像解析法との比較を行った。


☆ 次の工研会講演会

     平成10年11月26日(木)13:00〜(於四工研)

主題:セルロースの工業原料化
講師:京都大学 宮本武明 教授
   大倉工業(株)上田 實 主席研究員
    四工研 遠藤貴士 主任研究官

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  平成10年11月      発 行 四国工業研究会
    電 話 (087)869-3511(代)
    FAX (087)869-3554
編  集  上嶋  洋    所在地 〒761-0395 香川県高松市林町2217番14
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